無在庫転売は、行っている人が多く、最近では規制対象になることもあります。
実践できる販路は少なく、現時点で確認できているものでBUYMAのみです。
無在庫転売はトラブルになりやすいですからね…
「無在庫転売に違法性はある?」
「無在庫転売をして逮捕されることはあるの?」

今回は、このような悩みを抱えている人のために、無在庫転売に違法性があるのかどうか解説していきたいと思います!
これから無在庫転売をしようと思っている人は、リスクになる可能性もあることから、しっかり把握しておきましょう。
よくわかる解説
- 無在庫転売に違法性はない
- 状況次第では逮捕される可能性がある
- 利益を出すなら売れる商品を見極めるべき

目次
無在庫転売で逮捕されることはある?
結論から言うと、無在庫転売そのものに違法性はなく、逮捕されることはありません。
しかし、取り扱う商品によっては逮捕される可能性があるので注意しましょう。
- 盗品を転売した
- サクラレビューで獲得した商品を転売した
※ゼロ円転売
逮捕される可能性があるのは、この二つです。
常識から逸脱していない限りは、基本的に逮捕されることはありません。
最近では、小中高に忍び込んで逮捕されるという事例もあります。
この場合は、窃盗罪に問われるので、無在庫転売どうこうという問題ではありません。
最近横行しているのは、サクラレビューによるトラブルです。
Facebook等でサクラレビューを募集して、無料で商品を仕入れて転売するという手法です。
(ゼロ円転売と呼ばれています)

こちらは、レビューを詐称するので、詐欺罪に問われる可能性があります。
無在庫転売で違法となる事例を徹底解説!
無在庫転売ですが、基本的に逮捕されることはありません。
しかし、転売手法によっては違法になることもあるので注意しましょう。
違法になる可能性があるのは、以下の通りです。
- 商品未発送:債務不履行による損害賠償請求
- そもそも仕入れできない商品:詐欺罪
私が思いつく中では、これくらいしか挙げることができません。
無在庫転売はグレーな販売手法なので、個人的はあまりオススメできませんが、転売コンサル等で教えられているジャンル。
資金がかからないことから、利用する人もいますが、賢い転売手法ではありませんね…
商品未発送:債務不履行による損害賠償請求
まず、無在庫転売が違法になり逮捕される事例として挙げられるのは、債務不履行です。
例えば、あなたが無在庫転売をして、商品を仕入れることができなかったとします。
(例:仕入れ先で完売していた等)
消費者はすでに商品を購入して、返金待ちという状況になっている場合に、返金を放置していると債務不履行になります。
この場合、損害賠償請求により、商品代金+被害額を請求される可能性も少なくありません。
迅速に返金すれば問題ありませんが、無在庫転売のリスクの一つですね…
そもそも、在庫なしで転売するのはリスクが高い行為なので、あまりオススメできません。
そもそも仕入れできない商品:詐欺罪
次に、仕入れ商品についてです。
無在庫転売では、トレンド商品等を事前に転売する人も少なくありません。
価格が高騰しやすいもので言うと、スニーカーが挙げられます。
限定コラボのスニーカーは、定価の20倍以上の利益が出るので、販売前から顧客を確保するために無在庫転売をする人も多いです。
しかし、仕入れる難易度は高く、特定の抽選に応募して当選する必要があります。
仮に、商品が購入されて、仕入れることができなかった場合、債務不履行+詐欺罪に問われる可能性があります。
※存在しない商品を転売したとして

そのため、事前にリサーチをした上で、転売することが重要です。
現状で無在庫転売ができるプラットフォームは?
無在庫転売そのものに違法性はありませんが、消費者にとってはかなり迷惑な行為なので、あまりオススメしません。
それに、現段階では以下のプラットフォームで無在庫転売が禁止されています。
- メルカリ
- ラクマ
- Amazon
- 楽天
- ヤフオク
つまり、国内の利用できる販売先では、全面禁止されているということです…
現状で、無在庫転売ができるのは、BUYMAくらいです。
公式が認めており、無在庫転売をしても問題ありません。

あるいは、”アリエクスプレス・アリババ”といった中華系のサイトであれば、無在庫転売が可能です◎
無在庫転売の仕組みを簡単に解説!
無在庫転売をしようと思っても、”どういう仕組みかわからない!”という人もいると思うので、簡単に解説しますね!
まず、無在庫転売は、その名の通り在庫を持たずに転売することを指します。
通常の転売と比較すると、以下のようになります。
【通常の転売】
- 商品を仕入れる
- 商品を出品する
- 消費者に購入される
- 発送する
【無在庫転売の場合】
- 商品を出品する
- 消費者に購入される
- 商品を仕入れる
- 発送する
本来は、商品を仕入れて出品しますが、無在庫転売の場合は、出品して売れた段階で仕入れを行います。
商品画像は、ネットにあるものを代用すれば問題ありません。

売れたら在庫を補充することから、在庫を抱えるリスクは一切ありません。
無在庫転売の2つのメリット!
無在庫転売には、違法性はありませんし、実践している人も多いです。
しかし、私は個人的にグレーな転売手法だと思っているので、あまり好みではありません…
実際、無在庫転売にはメリット・デメリットがありますし、しっかり把握しておきましょう!
まずはメリットから紹介しますが、以下が挙げられます。
- 在庫を抱える可能性がない
- 仕入れリスクが少ない
この二つが、無在庫転売のメリットです。
在庫を抱えないという点では、無在庫転売は良いと思いますが、それ以外のリスクはありますけどね…
在庫を抱える可能性がない
まず、無在庫転売ですが在庫を抱えるリスクがありません。
通常の転売をする場合は、商品を仕入れて転売をすることになるので、売れ筋を間違えれば在庫になります。
しかし、無在庫転売の場合は、商品を転売して売れたら仕入れるため、在庫になることはまずありません。
※なるとしても不良品で返送された場合のみ
不良在庫を抱えるのは、転売においてデメリットになることが多いので、これを解消できるだけでもかなりのメリットといえるでしょう。
ただ、無在庫転売はそれ以上のものはありませんけどね…
通常のせどり・転売でも、売れ筋・トレンドを把握していれば、在庫を抱えることはありません!
仕入れリスクが少ない
次に、仕入れリスクが少ないという点です。
通常の転売では、いくら”売れる商品”を仕入れても、市場の動きによっては売れなくなることもあります。
- ライバルが多すぎる
- 価格競争が激化した
- 需要が一気に下がった※トレンド商品の場合
この様に、売れなくなる要因は多くあります。
しかし、無在庫転売の場合は、売れてから仕入れるという流れなので、仕入れにおいてリスクを抱えることはありません。

ただ、売れた商品を仕入れることができなければ、債務不履行+詐欺罪に問われることもあるので注意しましょう。
無在庫転売をする3つのデメリット
無在庫転売ですが、デメリットのほうが多いです。
そのため、無在庫転売をしようと思っている人は、これから紹介する内容をしっかり把握して、実践するようにしましょう。
- トラブルが発生しやすい
- ライバルが多く飽和状態
- アカウントの停止
私の中で考えられるのは、この通りです。
個人的に、無在庫転売はトラブルが発生しやすいので、あまりオススメできません。
転売は、本来仕入れをしてから出品するものであり、無在庫のように空売りするのは限りなくグレーだからです。
継続的に稼いでいる人もいますが、あくまでも一握りです。
※稼いでいる系の人は疑ったほうが良いです
トラブルが発生しやすい
無在庫転売はトラブルに発展しやすく、初心者はあまり実践しないほうが良いです。
無在庫転売をしている人から話を聞きましたが、稼げるようになるには、自動出品ツール等を使って常時3,000個以上出品しなければならないとのことでした。
その中で、起きるトラブルは以下の通りです。
- 商品を仕入れることができない
- 仕入れた商品が届かない
※中華系のサイトにありがち - 消費者に届くのが遅い
※1週間~10日はかかる
そのため、堅実に稼ぎたいと思っているなら、通常の転売をしたほうが良いです◎
売れ筋を把握すれば、在庫を抱えることもありませんからね!
ライバルが多く飽和状態
無在庫転売は、在庫を抱えるリスクがない転売として紹介されます。
”転売って怖いな…”という人を対象に、「在庫リスクがない転売手法がありますよ!」といううたい文句で、無在庫転売を誘う人が後を絶ちません。
実際に、Twitterで「無在庫転売」で検索すると、このようにコンサルをしている人が出てきます。
認知度が高まってきたことから、現在の市場は飽和状態。
正直に言いますが…
昔に比べると稼げません!
仕入れる商品も偏っていますし、無在庫転売でも同じ商品が市場にあふれています…
この状況で稼いでいくためには、価格を下げる以外に方法はありません。
アカウントの停止
最後に、アカウントが停止するというリスクです。
現状では、BUYMAと中華系のサイトでしか無在庫転売をすることはできませんが、Amazonやメルカリでしている人もいます。
露骨に商品の配送が遅れない限り、無在庫かどうか判別するのは難しいですからね…
しかし、利用規約で禁止されていることをしたら、言わずもがなアカウントが停止します。
Amazonは一発アウトであり、凍結・閉鎖してしまいます。
- アカウント復旧ができない
- Amazon転売ができなくなる
- 二度とアカウントが作れない
この様に、アカウントが停止した代償は大きいです…
そのため、リスクが高い無在庫転売はしないほうがベストですよ!
まとめ
今回、無在庫転売に違法性があるかどうかを解説しました。
転売手法そのものに違法性はありませんが、状況次第では違法になる可能性があるので要注意です!
ただ、無在庫転売は在庫を保有しないことから、トラブルになりやすい転売手法です。
(例:仕入れられない、商品が発送できない等)
在庫リスクがないのは魅力的ですが、それ以上の何物でもありません。

そのため、無在庫転売をしようと思っているなら、通常の転売を実践するようにしましょう!
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