近年、怪しいネットビジネス詐欺などが広まっています。
最近は手口がものすごく進化していて、もはや誰でもだまされる可能性がある、といったところです。
結果としてお金をだまし取られてしまうケースは、本当に多く見かけられるものです。

多くの人は、
- ネットビジネスって、なんか怪しい…
- どうせ、詐欺ばっかりなんでしょ?
- 安心して取り組めるネットビジネスをしたい!
と感じているはず。

本記事では、「ネットビジネスが怪しいと言える理由」「詐欺であるネットビジネスの特徴」「だまされることなく取り組める、安全なネットビジネス」などについて、解説します。

目次
「ネットビジネスは怪しい!」その理由3つ
最初に、なぜネットビジネスが、
- 怪しい
- 詐欺だ!
と、言われるのかを解説します。
「楽して100%稼げる商材」など怪しさ爆発の宣伝
ネットビジネスでよくあるのが、
- 100%稼げる!
- 1日30分で絶対に稼げる!
- スキルなしでもラクして副業!
などの、明らかに怪しい宣伝方法。
冷静に考えれば、ラクして100%稼げる方法なんてあるはずありません。
しかし、こうもはっきり書かれると、「もしかして本当…?」と思ったりしてしまうもの。
特にお金がなくて焦っているときは、ついつい信じてしまいそうになるのです。
ネットビジネス詐欺の大半は、このようにして心をゆさぶります。
しかし、「ラクに100%稼げる方法」を、わざわざ教える人はいません。
しかも、誰が赤の他人にそれを教えるのでしょうか?
「絶対に」などと言い出した時点で絶対に詐欺だと思ってOKです。
怪しい、ではなく、詐欺確定と考えましょう。
あなただけ特別に!という意味不明な限定感
- あなただけに、特別に!
- 期間限定、今だけ無料で!
- 来週からは値上げします
というような表現も、怪しいネットビジネスでありがちです。
これらは、何もネットビジネスにおける詐欺の手口ではありません。
さまざまなビジネスシーンで活用されるテクニックです。
別に「特別だよ」とアピールするのは、悪いことではありません。
何が問題かというと、「言っていることがウソだった」場合。
怪しいネットビジネスは、特別でも、期間限定でもないのに、平気でウソをつきます。
怪しいネットビジネスの言う「限定感」を、鵜呑みにしてはいけません。
スマホ一つでは稼げないことは全員知っている
最近の怪しいネットビジネス詐欺では、
- スマホ一台でOK!
- パソコン不要で月収100万円!
- スキルなしでも大丈夫!
などと、都合のよいことを宣伝しているものもあります。
しかし、冷静にスマホ一台で稼げるわけありません。
だとしたらパソコンで仕事する人なんて、一人もいないはずです。
もちろん、絶対に稼げない訳ではありません。
しかし100万円どころか、月々数千円稼ぐのも難しかったりするものです。
また「ネットビジネスで稼げないなら、別のビジネスをやらない?」と言って、MLMなどに勧誘してくるケースもあります。

まい話にはウラがある、という言葉がありますが、本当にそのとおりです…
怪しいネットビジネスは詐欺の可能性大!?5つの特徴
はっきり言って、「怪しい!」と感じるネットビジネスの大半は詐欺です。
「なんか怪しいな」と思ったなら、そのカンはだいたい当たっています。
どういったネットビジネスが詐欺なのか、その特徴を5つ紹介します。
「ネットビジネスは怪しい理由」の3つに該当している
先ほど、ネットビジネスは怪しい理由を解説しました。
- 楽して100%稼げる!
- あなただけに、特別に!
- スマホ一台、一日30分で月収100万円!
この3つに該当するなら、そのネットビジネスは詐欺だと考えて問題ありません。
まともなネットビジネスなら、こういった怪しい書き方はしないはずです。
実名と顔を伏せている
ネットビジネス詐欺は犯罪なので、実名と顔を出しづらいものです。
当たり前の話ですが、実名も顔も出していない人は、信用すべきではありません。
名前と顔も出してこない怪しいネットビジネスは、絶対にやらないようにしましょう。
しかし、そこを逆手に取ってあえて「実名顔出し」する詐欺師も。
このようにして、信用してもらおうと考えているわけですね。
実名顔出しで堂々としているからといって、安心できるわけではありません。
決して、油断しないようにしましょう。
お客様の声が評判良すぎる
ネットビジネスの詐欺では、よく「お客様の声」を紹介しています。
第三者の声を聞かせることで、より信用してもらおうという狙いですね。
これ自体は、ネットビジネスに限らず、あらゆる会社がやっていることです。
しかしネットビジネスの詐欺では、お客様の声を異常によく見せます。
- この教材で、人生が変わった!
- 月商(※)200万円を達成した!
- 会社を辞めて毎月海外旅行へ!
といった具合です。
このように、ちょっと大げさな評判を好んで使いたがります。
ただしネットビジネスの詐欺なので、これらの声は全部ウソなわけです。
いわゆる「サクラ」ですね。
ちなみに、お客様本人の顔写真を掲載している場合もあります。
怪しいと思うなら顔写真で画像検索をかけてみてください。
名前が違う同一人物が見つかれば、そのお客様は存在しません。
勝手に画像を拾って、別人として作り替えているだけです。
※ネットビジネス詐欺は、自分たちの収入を示すとき、月収(純利益)より月商(売上高)を出して儲かるように見せかけるのが得意です。
会社の住所が検索しても出てこない
会社の住所を検索しても出てこないなら、ネットビジネス詐欺と考えて問題ありません。
まっとうな会社なら、「住所の表記を間違える」なんてことはありえないのです。
会社とその経営者は、法律によって「きちんと会社の住所を出す」という義務を追っています。
会社の住所がはっきりしていれば、怪しいネットビジネスや詐欺はできませんからね。
つまり怪しいネットビジネスや詐欺をやっているなら、会社に「突撃」されると困るわけです。
だから、会社の住所が検索しても出てこないなら、絶対に信用してはいけません。
実績が怪しい
今までの実績が怪しいのも、詐欺をはたらくネットビジネスにありがち。
たとえば、
- 実績の数が少ない
- 成功率100%!など、ありえない成果を推している
- 年収1億円達成など、現実的でない数字を出している
- 「○○ランキングで1位!」
など、どこで統計が取られたかわからないランキングの順位を自慢しているといった場合、実績が怪しいと言えます。
実績についてウラが取れない、あるいは明らかに現実離れしているなら、ネットビジネスを利用した詐欺だと判断しましょう。

少しインターネットを知っている人なら、怪しいネットビジネスや詐欺ビジネスは「雰囲気」で見抜けます。しかしインターネットに詳しくない人は、これをなかなか見抜けないのです…
詐欺が多いネットビジネス8選
実際に、詐欺が多いネットビジネスを紹介しておきましょう。
以下のようなネットビジネスは、かなり怪しい部分が目立ちます。
ウェブライティング
インターネット上の記事を書く、誰でも取り組みやすいネットビジネス。
しかし、ここでは詐欺が横行しています。
ライティングにおける報酬は、「文字単価」で決まります。
「1文字○円×文字数」、という式ですね。
そして、文字単価の相場を知らない人をターゲットとして、異常に安い報酬で記事を書かせるケースがあります。
これも、一種のネットビジネス詐欺だと言えるでしょう。
たとえば、文字単価0.1円の仕事を考えてみます。
0.1円なら、10,000文字書いてようやく1,000円。
ちなみに10,000文字を書くには、早くても8時間くらいかかります。
時給に直すと125円です。
何も嘘をついているわけではないので、詐欺とは言えないかもしれません。

ただし、ネットビジネスにうとい人を利用しようという悪意はあります。
アフィリエイトビジネス
アフィリエイトも、詐欺で利用されるネットビジネスのひとつです。
- アフィリエイトで楽々副業!
- カンタンに月50万円
- スマホ一台で広告収入
などといった具合で宣伝してきます。
しかし、アフィリエイトでまとまった収入を作るのは、相当難しいことです。
なんとアフィリエイト利用者のうち95%は、月5,000円も稼いでいません。
つまり、「ラクして月収50万円!」なんてことは絶対にありえないのです。
アフィリエイトで景気のよい話をしてくるネットビジネス業者なら、詐欺だと判断してOKでしょう。
ネット転売
ネット転売は、誰でも取り組めるポピュラーなネットビジネス。
しかし、ポピュラーだからこそ詐欺の温床にもなっています。

たとえば、
- せどりのコツや方法をレクチャーします!
- 在庫なし、リスクゼロで稼げる方法を教えます
- 稼げる商品を教える、ツアーへ招待します!
などといった形で、チャンスを探っています。
転売自体は、稼げないビジネスではありません。
しかしこれを利用した怪しいネットビジネス詐欺に引っ掛かると、稼ぐことは不可能です。
それどこか、何十万円、何百万円という教材費やコンサルタント料をだまし取られます。
ドロップシッピング
ドロップシッピングも、怪しいネットビジネス詐欺の温床になっています。
ドロップシッピングとは、「在庫を持たずに物販すること」ですね。
この場合、「自分たちがECサイトや仕入れ、発送などを代行する」と言って近寄ってきます。
そして本人には、「宣伝だけをやってくれ」と言ってくるのです。
しかし、実際にはまともな運営はしておらず、サイト制作費や保証金だけを奪い取ろうとする詐欺ですね。

こんな悲惨な例もあります。
また、「利益が出せなかった場合の返金保証の約束も守れられなかった」という報告もあります。
ポイントサイト
ポイントサイトでも、ネットビジネス詐欺が流行っている様子です。
「ポイントサイトで、ラクして大金を稼げる」などと言っているパターンですね。
しかし、実際にはまったく稼げない案件を紹介するケースもあります。
ポイントサイトは、よほど工夫して、相当な時間をかけなければ、まとまった金額は稼げません。

法テラスでも、事例がありました。
「言うほど稼げない」パターンも多々あるでしょう。
たとえばネットビジネス業者が「月数十万円稼いでいる」と言っているのに、数百円くらいしか稼げないパターン。
これもネットビジネスにおける詐欺の一例だと言えるでしょう。
ゲーム広告
ゲーム広告とは、簡単に言えば「オンラインカジノ」のアフィリエイトを利用したビジネスですね。
要するにオンラインカジノの広告をクリックさせるなどして、収益化しようというものです。
しかしゲーム広告では、「ラクして何十万円も稼げる!」と言って、詐欺を仕掛けてくるケースがしょっちゅう見られます。
しかしオンラインカジノの報酬支払いは安定感がなく、本来受け取れる報酬がもらえなかったりします。
というよりも、そもそも報酬を発生させることが大変です。
また、ゲーム広告は、アフィリエイトよりもマルチ商法のような仕組みになっているケースが多くあります。
コピペするだけのネットビジネス
- コピペするだけで月収50万円!
- スマホ一台、どこでも仕事!
- 誰でも簡単にできる!
といった怪しい広告を、見たことはないでしょうか?
先ほども触れましたが、これは100%ネットビジネスを利用した詐欺だと言えます。
コピペするだけで稼げる仕事なんてあるはずありません。
もしそんなネットビジネスがあれば、もうみんなやっています。

消費者庁も注意喚起するほどの騒ぎです。
コピペすること自体は簡単ですが、そこから収益を発生させるのはカンタンではありません。
恐らく、まる一ヶ月で数百円くらいしか稼げないのがオチでしょう。
インスタグラムなどのSNSを用いたネットビジネス
最近多いのは、InstagramやTwitterを題材にした、ネットビジネス詐欺です。
具体的には、
- インスタグラマーになって稼げる方法を教えます!
- ストーリーを更新するだけで、月収100万円!
- 企業案件を獲得して、ラクして稼ぐ!
- 広告をクリックするだけで、稼げる!
といった形で宣伝していることが多い様子です。
しかし、残念ながらこのように都合のよいことを言っているものは、大半が詐欺です。
こういったものを「ネットビジネス詐欺だ」と判断し、追跡して批判している人もいます。
特にインスタグラマー業界のことをよくわかっていないけど、憧れが強い学生がターゲットとなっている様子です。

他にも、さまざまな手口で詐欺を仕掛けてくるので、常に注意が必要です。
怪しいネットビジネスの詐欺から身を守る5つの方法
というように、怪しいネットビジネスの詐欺は、数え切れないほど存在します。
悪いことに手法や手口は日々進化しているので、油断するとだまされてしまうかもしれません。
下記では、怪しいネットビジネスの詐欺から自分の身を守る5つの方法について解説します。
しっかりと判断する力を身につけて、だまされないようにしましょう。
怪しいと感じたら実名と顔を調べる
ネットビジネス詐欺かもしれないと思ったら、実名と顔で検索しましょう。
詐欺であれば、実名と顔を伏せている可能性は高いものです。
赤の他人の顔を勝手に使っている場合もあります。
もし赤の他人の情報が出てきたら、怪しい詐欺だと考えて問題ありません。
法人か個人か調べる
法人か個人を見分けることでも、ネットビジネス詐欺は見抜けます。
なぜなら、法人を作るには時間とお金がかかるからです。
具体的には、
- 登記費用24万円程度
- 法務局へ何度か行く
といった手間がかかります。
だからネットビジネスを働く人達は、個人である可能性が高いのです。
「詐欺かも?」と思ったら、法人か個人かチェックしましょう。
ただし法人でも詐欺をしている場合もあるので、注意してください。
なお、国税庁の公式サイトにて、その法人が実在するかどうかチェックする必要があります。

ここで、商号や法人番号で答え合わせしてやりましょう。
会社の住所を調べる
ネットビジネスの詐欺だと思ったら、会社の住所を調べてみましょう。
もし会社の住所が
- 実在しない
- 別のテナントなどが入っている
ということがあれば、ネットビジネス詐欺である可能性が非常に高いです。
またオフィスでなくオンボロアパートなどが出てきた場合も、怪しい会社だと判断しましょう。
電話番号があれば電話してみる
電話番号があれば、電話してみます。
ネットビジネス詐欺であれば、電話に出ることはほぼありません。
ただし電話を切り口にだましてくるケースもあるので、注意しましょう。
可能であれば会ってから決める
ネットビジネスを始めるなら、可能なら会ってから始めましょう。
なぜなら、詐欺であればわざわざ人前には出てこないから。
ただし会うことをきっかけに詐欺をしかけてくることもあるので、注意しましょう。
また、マルチ商法への勧誘であるパターンもあります。
上記方法のうちひとつかふたつを試せば、ほとんど見分けはつけられます。

見分け方はきちんと知っておきましょう。
【まとめ】怪しいネットビジネスで詐欺にあう前に相談しよう
最近では、詐欺を目的とした怪しいネットビジネスが増えてきました。
いろいろと注意点はありますが、もっとも大切なのは、<なぜ、ラクに稼げる方法を教えてくれるのか?>を考えてみることです。
ラクに稼げる方法なんて、誰も人には教えたくありません。
しかし怪しいネットビジネスの詐欺では、わざわざ教えようとしてくるのです。
しかも、知人友人ではなく、他人であるあなたに、です。
そう考えれば、怪しいネットビジネスが詐欺かどうか、一発でわかるでしょう。
本当に悪いのは詐欺をしかけるネットビジネス業者です。

しかし自分自身も「詐欺を見抜く能力」を持ち、怪しいものには手を出さないように学習しておくのが、重要だと言えるでしょう。

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