近年になった、「高齢者が仕事をして活躍する」という機会が増えてきました。

60代はもちろん、70代・80代でもバリバリの現役というケースもあります。

実際、内閣府の調査によれば、高齢者(60代以上)の4割は仕事でお給料をもらっているとのこと。

内閣府
引用:内閣府

 

本記事を読んでいる人の多くは、「高齢者でも元気に働きたい」と思っていることでしょう。

今回は、

  • 高齢者でも仕事をする理由
  • 高齢者向けの仕事
  • 高齢者が仕事をするうえでのポイント

といった点について解説します。

本記事を読めば、高齢者だからこそ活躍できる方法が見えてくるはずです。

池田池田

若輩ではありますが、僭越ながら私の考えを聞いていただければと存じます。

sp-ikeda

高齢者でも仕事をしたい理由とは?

シニア女性

そもそも、なぜ高齢者でも仕事をしたいのでしょう。

その理由としては、下記のように5つが挙げられます。

 

定年後も元気なので働きたい

高齢者とはいえ、「まだまだ元気に仕事できる」という人は多いもの。

余力があるなら、まだ老後とは考えず、仕事もしたくなるでしょう。

定年を迎えていても、いまだ若手に負けず最前線で働ける人もいます。

また、仕事に命をかけてきた人もいるでしょう。

そうなると、定年して高齢者になっても、働きたいと思うのは自然なことです。

 

年金の受給年齢を高く設定した

中には、「年金の受給年齢を高く設定している」という人もいるでしょう。

つまり年金が70代・80代だから、高齢者になっても仕事をするという理屈です。

実は年金は、65歳からしか受け取れないわけではありません。

希望すれば、遅くもらうことも可能なのです。

受給年齢を遅くして、高齢者であっても仕事しておけば、老後の暮らしはより楽になります。

 

生活に不安がある

現実的なところでいうと、高齢者が仕事を求めるのは、「生活に不安がある」という部分もあるでしょう。

厚生労働省の調査によれば、高齢者の半数以上は

  • 経済上の理由
  • 生活の維持・引き上げ

という理由で仕事をしているとのことです。

やはり誰もが貯金を持っているわけではないし、先ほど触れた年金制度もちょっと不安定

そうなると、「高齢者でも仕事したい」というところへ着地するでしょう。

池田池田

意外と仕事したくないけれど、しなきゃいけないという高齢者もいるかもしれません。

高齢者の仕事の求人もハローワークで実際多くある

ハローワーク

「60代、70代に仕事なんてあるのだろうか?」と思う人も多いでしょう。

しかし、高齢者を対象とした仕事の求人は、いくらでも存在します。

実際、ハローワークの就職説明会は大盛況

その場で仕事が見つかることも。

就職説明会

 

ここでは、上記のようなハローワークや説明会などで、出されている求人を確認してみましょう。

 

日常清掃

まずは、「日常清掃」という高齢者向けの仕事。

いわゆる「掃除のおばちゃん、おじちゃん」ですね。

ハロワーク:日常清掃の求人
引用:ハローワーク

 

こういった高齢者向けの仕事は、数多く存在します。

 

高齢者住宅食堂勤務

また、高齢者住宅の食堂での勤務、という求人もありました。

ハローワーク2
引用:ハローワーク

 

いわゆる高齢者介護施設にて、キッチン担当として働く仕事ですね。

調理関係では、高齢者に対する需要がかなり高い傾向にあります。

 

(契)ホテルフロント(日勤)

少し意外なところで言えば、ホテルフロントという仕事も、高齢者向けの求人として出されていました。

ハローワーク
引用:ハローワーク

 

こちらはアルバイト・パートではなく、契約社員としての求人です。

高齢者だからといって、アルバイト・パートの仕事しかない、なんてことはありません。

 

販売スタッフ

また、販売スタッフという求人もありました。

ハローワーク4
引用:ハローワーク

 

これは、牛乳やヨーグルトなどの販売ですね。

仕事内容欄には、「シニアが活躍中」と書かれています。

こういった求人なら、高齢者であることも気にせず飛び込んでいけるのではないでしょうか?

 

(会計年度任用職員)事務補助(豊平区平岸)

続いては、高齢者でもトライしやすい、事務補助の仕事。

ハローワーク5
引用:ハローワーク

 

のちほど詳しく解説しますが、事務作業は高齢者には大人気の仕事です。

体力的にキツくはないので、かなりおすすめ。

PCスキルも、さほど高いものが求められるわけではありません。

池田池田

高齢者でも、仕事で活躍するチャンスはたくさんあります。

高齢者にはハードな仕事よりゆるくできる仕事がおすすめ

電話するシニア女性

というように、高齢者には仕事で活躍するチャンスはいくらでもあります。

中には75歳、80歳という高齢者でも、仕事をしている人もいるくらいです。

ただし高齢者ともなると、肉体作業に代表されるハードな仕事はおすすめできません

理由はシンプルで、体力が追いつかないからです。

一方、ハードではない、ある程度ゆるくできる仕事はおすすめ

具体的には、

  • コールセンター
  • 事務作業
  • 在宅ワーク

などは、高齢者の仕事としてかなりおすすめ

それぞれについて詳しく解説します。

 

コールセンター

意外かもしれませんが、コールセンターは高齢者向けの仕事です。

コールセンターは基本的に座位での勤務となります。

業務内容は、顧客からの電話対応や、テレアポといった形です。

これなら、高齢者という背景があっても、かなり現実的に仕事できるでしょう。

企業によっては、「座りっぱなしもよくないよね」ということで、2時間に1回は休憩をスケジュールしているケースも。

また、シフトの組み方も自由度が高く、無理なく働くことが可能です。

 

事務作業(オフィスワーク)

先ほども触れた事務作業は、高齢者には大人気の仕事です。

マイナビによる調査では、事務作業(オフィスワーク)が、男女共通で堂々の一位でした。

事務作業も、基本的には座りながらの業務となります。

パソコンさえ使えるなら、かなりラクに働けるでしょう。

また、文書作成や事務処理などにおいては、これまでの仕事経験や社会常識を活かせるチャンスもあるはずです。

ただし高齢者からの人気が高い仕事である分、倍率が高くなることも。

何かアピールできるポイントを持っておきたいところです。

 

在宅ワーク

最近では、在宅ワークという選択肢も考えられるようになりました。

文部科学省も、「在宅ワーク(テレワーク)での高齢者の活躍機会が増える」と考え、推進しているようすです。

テレワークの意義
引用:文部科学省

 

在宅ワークなら、さらに身体的な負荷を下げることが可能です。

具体的には、

  • 通勤しなくてもよい
  • 疾患や怪我を抱えていても、ほとんど問題がない
  • 若い世代とのカルチャーギャップを避けやすくなる
  • 支度などをする時間や手間もおさえられる

といったメリットがあります。

仕事をする高齢者にとっては、重要な事ばかりですね。

在宅ワークでの仕事のスタイルが定着すれば、かなり充実した日々を送れるでしょう。

在宅ワークについては、「自宅でできる仕事(在宅ビジネス)や開業って何がある?在宅で転売もメジャーになってきた。」も参考としてください。

池田池田

特にコールセンターや事務では、在宅ワークが広く普及しています。

高齢者が仕事を選ぶときのポイント3つ

3つのポイント

本記事を読んでいる方々の多くは、

  • 高齢者だとは言わせないくらい、まだまだ働きたい
  • 自分に合った仕事を見つけたい
  • 働かないといけない理由がある

というふうに考えているでしょう。

もし高齢者が仕事するときは、以下のような3つのポイントについて、知っておく必要があります。

これを知らないと、体力・精神力の部分でしんどくなってしまうかもしれません。

 

未経験からできる

高齢者が仕事をするときは、「未経験からできるもの」を選びましょう。

なぜなら、経験のある仕事だけに絞ってしまうと、なかなか求人を見つけられないから。

これまでの経験だけにこだわらず、未経験からチャレンジする気持ちを持っておきましょう。

そんな仕事場があるのか、と感じるかもしれませんが、意外と未経験でも働ける仕事はたくさんあるものです。

mynabi
引用:マイナビ

 

一方で、経験ある分野の仕事をなんとか見つけてその中で勝負する、という方法もあります。

これなら、今まで社会で働いてきた経験を、たっぷりと活用することが可能です。

 

マイペースで働ける

高齢者が仕事をするなら、できるだけマイペースに働けるものがよいでしょう。

なぜなら、スケジュールがハードな仕事だと、心は前向きでも体力が持ってくれないことも多いからです。

しかしマイペースに働けるのなら、割と無理なく続けられます。

たとえば、先ほど触れた事務やコールセンターは、ある程度マイペースに働けるでしょう。

タクシー運転手や清掃業務も、あまりハードスケジュールではありません。

高齢者が仕事をするなら、できるだけマイペースに働ける職場で、無理な負荷を避けるようにしましょう。

 

1つの雇用形態にこだわらない

また、一つの職種にこだわらないのも、大変重要です。

たとえば、「高齢者とはいえ、自分は正社員・契約社員として仕事がしたい」という人もいるでしょう。

しかし一つの雇用形態にこだわると、求人数はグッと狭まってしまいます

消える事務職
引用:Business insider

 

上記のように、事務職などはちょっと数も減っています。

さらに正社員や契約社員などは、平日は毎日働くものです。

そのうち、「今週ちょっとしんどいな…」と感じることもあるでしょう。

それだったら、パートやアルバイトの仕事の方が、高齢者には合う場合もあります。

 

高齢者にできる仕事は結構あるけど無理は禁物

疲れた

高齢者でもできる仕事は、さまざまあります。

しかし、いくら元気とはいえ、年齢という部分については見つめないといけません。

年齢と共に体は変わって行くので、若い時と同じように働くのは、ちょっと難しいでしょう。

無茶なことをすると、途中で倒れてしまうかもしれません。

よりよい働き方を目指すためにも、以下の4点については知っておきましょう。

 

体力を過信しない

高齢者が仕事をするときは、やはり体力への過信には気をつけましょう。

気持ちは現役そのもでも、やはり体はついてこれていない部分があります。

先ほど、事務やテレワークなどは負荷が小さく、高齢者向けの仕事だと解説しました。

しかし、これだって詰め込みすぎると、体力的にキツくなります。

また、肉体労働などはさらにしんどく感じるはずです。

そして持病や疾患などがある場合は、特に注意しましょう。

 

断ることも必要

高齢者が仕事をしていると、経験の豊富さや立ち位置から、周りに頼られる傾向があります。

しかし、頼られるままに仕事を引き受けていると、あっという間に限界を超えてしまうでしょう。

若いころに「断れずに苦労した」という人も、多いのではないでしょうか?

高齢者なら、無理せずに断るべき仕事は断るようにしましょう。

自分のできる範囲より、少し少ないくらいの仕事量が理想です。

 

働きすぎは続かないことを自覚する

高齢者の場合は、とにかく働きすぎには注意しましょう。

そして、昔とは違って「働きすぎは続かない」ことを知っておかなければいけません。

昔は「3日徹夜でも平気だった」というエピソードを持っている人もいるでしょうが、今はなかなかそうも行きません。

無理をすると続かないので、何でもかんでもシフトに入るのはやめておきましょう。

 

ゆるく働くくらいの気持ちで

高齢者が仕事をするなら、「ゆるく働く」くらいの気持ちを持っていた方がよいでしょう。

なぜなら、あまりにも「全力でがんばるぞ」と意気込んでいると、やはり途中で体力が尽きてしまうからです。

ゆるく働く、というのは、何も「仕事をいい加減にやる」というわけではありません。

体力にゆとりを持って、苦痛が訪れないようにマネジメントしながら仕事する、ということです。

かつてはハードな現場で、毎日寝る暇もなくバリバリと働いていた人も多い様子。

よほどの体力自慢でもない限り、高齢者の段階でこういった仕事のやり方はうまく行きません。

だから、「現役時代は頑張った分、ゆるく働くんだ」というくらいの気持ちで仕事をするのがよいでしょう。

決して「もう歳なんだから…」という、イヤミを申し上げたいわけではありません。

あくまでも健康・安全を保つうえで、無理しないことは大切だ、というわけです。

 

まとめ

最近では、「人生100年時代」と言われています。

そして定年も60歳ではなく65歳に再定義され、「60歳はまだまだ第一線」という考え方が広まりました。

高齢者とは言われますが、あらゆる仕事や職場で、活躍する機会はたっぷりと残されています。

また、「経験豊富な高齢者が欲しい」と考えている企業や職場も少なくありません

よほど若い人向けでない限り、高齢者が仕事できる場所はいくらでもあります。

そういった中で若い人たちから頼りにされるのは、やりがいを感じられるはずです。

高齢者(と、何度も言ってしまい、失礼しました)の方も、ぜひとも新しい仕事へチャレンジしましょう。

池田池田

若輩者からの意見で恐縮ですが、まだまだ人生はこれからです!



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かつて鬱で苦しんだ池田だからこそわかる稼ぎ方を伝授します


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